- 「剃ったら濃くなる」の真偽
- 剃ったら毛が濃く見える理由
- シェービングで気をつけるべきこと
カミソリは体毛を処理する際に、もっとも手軽にできる方法です。
男性であれば毎日ヒゲ剃りをしている人が多いと思います。
女性でも毛の手入れに、カミソリによるシェービングをする人が多いのではないでしょうか。
しかし、日々毛の処理をする中で、こんな話を言われたこと、目にしたことはありませんか?
「ヒゲや体毛は剃ったら濃くなる」
実際に私も親や友人から言われたことがありますし、ネットでも目にしたことがあります。
最初に聞いたときは半信半疑でしたが、確かに20代前半の頃より、ヒゲをずっと剃り続けてきた今の方がヒゲが濃くなったように感じます。
「剃ったら濃くなる」という話、最初は信じられない人が多いと思います。
しかし年齢を重ねると、私と同様に、実際に毛が濃くなったように感じた人もいるのではないでしょうか。
本記事では、昔から言われ続けているであろう、「剃ったら濃くなる」という話の真偽について触れていきます。
カミソリのリスクや、シェービング時に気をつけるポイントも解説しますので、ぜひ今後のシェービング参考にしてください。
剃ったら濃くなるって本当?
ヒゲやムダ毛の処理で真っ先に思い浮かぶシェービング。
カミソリで剃る方法は安く済みますし手軽な方法です。
しかし、こんな話を聞いたことはないでしょうか。
「ヒゲや体毛は剃ったら濃くなる」と。
昔から言われていることですが、この定義は本当なのでしょうか。
結論から言うと、剃ったら濃くなるは「ウソ」です。
剃ったら濃くなるは「ウソ」
剃ったら濃くなるとよく言われていますが、実は科学的な根拠はないのです。
ではなぜそのように感じるのでしょうか。
いくつか仮説があるので解説していきますね。
- 仮説①毛穴近くの毛の断面が見えるから
- 仮説②毛穴がたるんで見えるから
仮説①毛穴近くの毛の断面が見えるから
1つ目の仮説は、カミソリで毛を剃ると、毛穴近くの毛の断面が見えるためだと考えられています。
毛幹の先のほう(毛先)に比べて、毛穴近くの毛は太いです。
その断面が見えると、毛が濃くなったように感じると考えられています。
仮説②毛穴がたるんで見えるから
2つ目の仮説は、カミソリを皮膚に当てて剃ることで、毛穴が引っ張られます。
カミソリで毛の処理を繰り返すと、毛穴がたるむ原因に。
毛穴がたるむと、毛の見える面積が増えるため、毛が濃くなったように見えるのです。
上記2つの仮説は、あくまで見え方の違いです。
剃ったことで毛が太くなったり濃くなったりすることはありません。
補足:年齢によって体毛のピークがある
毛が濃くなるのは剃毛するからではなく、単純に年齢を重ねることにもあります。
女性の場合、年齢を重ねるほどに女性ホルモンの減少し、男性ホルモンが増加します。
男性ホルモンが増加すると体毛が濃くなる原因に。
その他にも、ホルモンバランスや生活習慣の乱れなど、さまざまな要因があります。
剃ったら濃くなるという話よりも、ストレスを溜めないことや、規律正しい生活習慣を保つ方が大事ですね。
男性の場合は、体毛のピークは20代〜30代前半です。
男性のヒゲが濃くなる原因の1つとして、同じく男性ホルモン(テストステロン)が関係してきます。
次のグラフが示すように、テストステロンのピークは20代〜30代前半です。
テストステロンのピークである20代〜30代前半は、これから生え始める毛が増え、ヒゲなどが濃くなってきます。
つまり、ヒゲを剃り始めた頃より、30代前半の時の方が毛が濃くなるのです。
さらに、ヒゲの太さは単純に年齢を重ねるほと太くなります。
毛が太くなると、当然ヒゲは濃く見えてしまいます。
このように、体毛を気にしはじめた思春期に比べて、体毛が濃くなったように感じるのは、「毛を剃ったから」ではありません。
シェービングによる毛の見え方の違いや、年齢による体毛のピークの変化なのです。
そして、「シェービングにより毛が濃くなる」という科学的に根拠のない話よりも、気にすべきはカミソリによる肌へのダメージです。
シェービング時に気をつけること
カミソリによる毛の処理では、肌へのダメージを最も気をつけるべきです。
毛が濃く見えてしまう原因であったように、カミソリは毛穴が引っ張られるので、肌への負担が大きくなります。
カミソリは肌への負担が大きく、ダメージを与え続けるため、さまざまなリスクもあります。
カミソリ負けによる肌へのダメージ
カミソリによる肌へのダメージとして、次のような症状が出ることがあります。
- 肌がヒリヒリする
- ニキビなどの吹き出物が出る
- 黒ずみや色素沈着が起きやすい
肌がヒリヒリする
肌がヒリヒリするのはカミソリ負けの可能性が高いです。
出血やニキビなどの症状がなくとも、知らず知らずのうちに肌へのダメージが蓄積されているのです。
肌のかゆみや、化粧水をつけると染みるなどの症状が現れることもあります。
ニキビなどの吹き出物が出る
カミソリ負けによる肌へのダメージが蓄積された結果、ニキビや吹き出物が出る可能性もあります。
カミソリで傷つけた箇所から雑菌が入ることが原因です。
シェービング時に力が入りやすい人は、特に注意が必要です。
黒ずみや色素沈着が起きやすい
カミソリによるシェービングは、肌の「角層」を傷つけます。
角層が傷つくと、肌を保護するための「メラニン色素(毛の黒色)」が排出されます。
メラニン色素の排出のサイクルが乱れると、肌の黒ずみや色素沈着の原因に。
肌のシミが気になる方は、シェービングを見直してみるのも1つの方法です。
肌荒れを防ぐ5つのシェービング対策
安価で手軽なムダ毛の処理方法であるシェービング。
しかし、肌へのケアを怠ると、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因になります。
次は、肌トラブルを防ぐために、気をつけるべきシェービング法を紹介します。
- カミソリを正しく使う
- 石鹸付きカミソリを使う
- シェービング剤やクリームを使う
- 電動シェーバーを使う
- 保湿をしっかりと行う
対策①カミソリを正しく使う
カミソリ負けを防ぐには、当然ながらカミソリの正しい使い方で剃ることが大切です。
- 最初は毛の流れに剃った「順剃り」
- 仕上げの深剃りで毛の流れに逆らう「逆剃り」
やめた方がいいのが、最初から逆剃りすることです。
毛が長い状態で逆剃りすると、必要以上に毛が引っ張られて肌に大きな負担がかかります。
逆剃りは剃り残しを処理するための、最後の仕上げと考えましょう。
顔の毛やヒゲを剃るときのポイントは、いわゆる「張り手」です。
カミソリを動かす反対方向に皮膚を引っ張ることで、毛が立ち上がり、効率的に剃ることができますよ。
対策②石鹸付きカミソリを使う
最近では刃の部分に石鹸の付いたカミソリも一般的になってきました。
しかし、安価なカミソリだと石鹸が付属されていないものもまだまだあります。
肌のことを考えるなら、少し費用がかかりますが、石鹸がついているカミソリを使った方がいいです。
男性用のボディ用カミソリは多くはないです。
あまり実店舗でも見かけることも少ないので、ネットショッピングでの購入がおすすめ。
コスパが良い、男性用のおすすめボディシェービング用カミソリも紹介しておきますね。
女性用はドラッグストアでも手軽に購入できて種類も豊富ですよね。
そんなかでも女性におすすめのカミソリはこちら。
肌をいたわる、やさしいカミソリを選ぶようにしましょう。
対策③シェービング剤やクリームを使う
ヒゲはさらに対策が必要で、シェービング剤を使うのがおすすめです。
もちろんボディにもシェービング剤を使ってもいいのですが、石鹸付きのカミソリでも十分対応可能です。
しかしヒゲは他の体毛とは違い、根深く太い毛が密集しています。
カミソリの刃が毛を引っ張る力が強く、ボディのシェービングよりも肌への負担が大きいのです。
肌への負担を軽減するためにも、ヒゲを剃る際にはシェービング剤の使用しましょう。
対策④電動シェーバーを使う
カミソリは深剃りできるのがメリットですが、肌への負担が大きいのがデメリット。
肌を傷つけてしまうリスクもあるため、肌トラブルが起きやすいです。
カミソリを使うよりも手軽に、かつ安全にシェービングできる方法として、電動シェーバーがあります。
ヒゲはもちろん、ボディにも使える電動シェーバーがあり、カミソリの使用方法に不安がある人におすすめです。
デメリットとしてはカミソリほどの深剃りができないこと。
特にヒゲは深剃りできないと、夕方ヒゲなどが目立つ可能性もあります。
ある程度深剃りもできて、肌への負担が少ないヒゲ用シェーバーだと、多少値段が高くなリます。
しかしその分、簡単にヒゲを処理できるので快適です。
おすすめはやはり「Braun(ブラウン)」シリーズ。
安いものだと数千円から、高いものだと5万円以上のモデルあります。
シリーズ9は肌を守りながら、効率の良い深剃りもできるのでおすすめです。
ボディ用電動シェーバーは手軽さ重視で、そこまで高価である必要はないと思います。
男性用も女性用も、2,000円〜5,000円ほどで購入できますよ。
対策⑤保湿をしっかりと行う
シェービングした後の肌のケアも重要です。
特に、カミソリを使った後の肌は角質が落ち、乾燥しやすい状態。
肌が敏感になっており、ニキビなどの吹き出物の肌トラブルを引き起こしやすいです。
ヒゲ、ボディ問わず、シェービング後は化粧水や保湿クリームを使い、肌に潤いを与えてしっかりと保湿しましょう!
毛の悩みは「脱毛」で解決するのも一般的に
女性のみならず、男性でも毛に対するコンプレックスは大きいです。
しかし、最近では女性はもちろん、男性の脱毛も一般的になってきました。
「脱毛をして、毛の悩みを根本から解決してしまおう!」ということ。
脱毛需要に伴い、脱毛店も増えており、料金もどんどんリーズナブルになってきています。
しかしその反面、悪質な脱毛店のトラブルも増えているという実態もあります。
脱毛店でのよるあるトラブルと、トラブルを防ぐための対策はこちらの記事を参考にしてください。
【脱毛に関するよくあるトラブルと、契約時に注意すべきこと、お店の選び方を解説】
最後に、脱毛店が増えているなかで、私が自信を持っておすすめする脱毛クリニックを紹介します。
エステやサロンなどの美容脱毛もありますが、当サイトでは医療脱毛による永久脱毛をおすすめしています。
クリニックによる医療脱毛は効率良く、効果の高い脱毛を期待できるためです。
もちろん自分に合った脱毛方法を選ぶことが重要ですが、永久脱毛に興味がある人は、ぜひクリニック選びの参考にしてくださいね。
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湘南美容クリニック
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男性のヒゲ脱毛を約半額にする方法もこちらの記事で紹介しています。
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私が感じたデメリットもいくつか挙げておきます。
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湘南美容クリニックについては以下の記事で詳しく解説しています。
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ゴリラクリニックの脱毛機の特徴はこちらの記事を参考ください。
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ゴリラクリニックの無料カウンセリングを申し込むまとめ:「剃ったら濃くなる」ウソ。でもシェービングでは肌荒れに気をつける
本記事では、ヒゲや体毛は剃ったら濃くなるという話は本当なのか?について解説してきました。
結論から言うと、剃ったら濃くなるは「ウソ」。
科学的な根拠はありません。
ではなぜそのよな、まことしやかな話が広まっているのでしょうか。
それには、次のような仮説があります。
- 仮説①毛穴近くの毛の断面が見えるから
- 仮説②毛穴がたるんで見えるから
カミソリにより毛が引っ張られ、それに伴い毛穴も広がってしまいます。
たるんだ毛穴からは、毛の見える面積も広がってしまうため、毛が濃く見えてしまうのです。
さらに、毛先よりも、毛穴近くの毛の方が太いことも要因の1つとして考えられています。
しかし、これはあくまで毛の見え方の違いです。
剃ったことにより、実際に毛が濃くなったり太くなったりすることはありません。
それよりも気をつけるべきはシェービングのリスクです。
カミソリによるシェービングは肌への負担が大きく、さまざまな肌トラブルを引き起こす要因となります。
- 肌がヒリヒリする
- ニキビなどの吹き出物が出る
- 黒ずみや色素沈着が起きやすい
肌が赤くなったり、カミソリで傷つけた箇所から雑菌が入り、ニキビなどの吹き出物などの症状が出ることもあります。
さらに、肌の角層を傷つけることで、メラニン色素の排出が乱れる原因に。
メラニン色素の排出が乱れると、肌に黒ずみやシミなどが現れることも。
肌トラブルに悩んでいる方は、まずシェービングを見直してみるのもおすすです。
- カミソリを正しく使う
- 石鹸付きカミソリを使う
- シェービング剤やクリームを使う
- 電動シェーバーを使う
- 保湿をしっかりと行う
カミソリは毛の流れに合わせる「順剃り」と、毛の流れの逆から剃る「逆剃り」があります。
いきなり逆剃りをすると肌への負担が大きいです。
まずは順剃りし、逆剃りは最後の仕上げにしましょう。
肌への負担を軽減する石鹸付きのカミソリを選んだり、シェービング剤やクリームで肌を守ることも大切です。
そもそもカミソリの使い方に不安がある方は、電動シェーバーを使うのもいいと思います。
ヒゲ用はもちろん、ボディ用シェーバーもあるので、電動シェーバーでも全身処理できちゃいます。
最後に、カミソリにしろ電動シェーバーにしろ、毛を剃った後はしっかりと保湿をしましょう。
「毛の悩みから解放されたい」「毛のコンプレックスを根本から解決したい」と言う方は、脱毛をするのも1つの方法です。
女性が脱毛するのと同じくらい、男性の脱毛も一般的になってきました。
脱毛することで、シェービングによる肌トラブルの軽減が期待できます。
内面的な部分でも、悩みやコンプレックスが解消することで、自分に自信が持てるようになる人が多いです。
おすすめクリニックは2つ!
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湘南美容クリニックは女性はもちろん、男性の脱毛実績も豊富です。
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「カミソリ負けによる肌トラブルを解消したい」
という方は、脱毛も解決策の1つとして検討してみてください。
とは言え、まずは日々の正しいシェービングを行うことが大切!
肌へのケアをしっかりと行いながら、ヒゲやボディの毛を処理しましょうね!