- 医療脱毛(レーザー脱毛)は本当に「永久脱毛」なのか
- なぜ「半永久的な効果」と曖昧な言い方をされるのか
「医療脱毛(レーザー脱毛)は本当に永久脱毛できるの?」と疑問を持つ方は多いです。
その疑問に答える前に、まずは「永久脱毛」の定義から確認します。
一定の脱毛施術を行なった後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること
引用:FDA (アメリカ食品医薬局)
最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛と認める。
引用:AEA(米国電気脱毛協会)
つまり、永久脱毛と言っても、将来に毛が1本も生えてこない状態ではないということです。
永久脱毛をしても、再び毛が生えてくる可能性はあるのです。
ではなぜ、脱毛したはずなのに再び毛が生えてくるのでしょうか?
今回は、
- 永久脱毛と言われる医療脱毛をしたのに、再び毛が生えてくる理由
- なぜ「半永久的な脱毛効果」という曖昧な言い方をするのか
について解説していきます。
「永久脱毛をしようか悩んでいる」「永久脱毛の効果を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!
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結論から言うと、医療脱毛(レーザー脱毛)は永久脱毛です。
レーザーを照射した毛は、再び生えてくることはありません。
ではなぜ、
- 複数回の施術が必要なのか?
- 脱毛したのに再び毛が生えてくるのか?
それは、レーザーは成長期の毛にしか効果がないためです。
医療脱毛をするには、まず「毛周期」の仕組みを理解しなければなりません。
毛周期とは
脱毛が複数回施術する理由には、「毛周期」が大きく関係しています。
「毛周期」とは、毛が生え変わるサイクルのことです。
毛周期には「成長期」→「退行期」→「休止期」の3つのサイクルがあります。
毛はこの3つのサイクルを繰り返して、生えたり抜けたりしているのです。
医療脱毛のレーザーで効果が得られるのは、成長期の毛のみです。
しかし、成長期の毛は、毛全体の約10〜20%ほどしかありません。
つまり1回の照射では、全体の10%程度しか脱毛できておらず、まだ脱毛できていない毛が90%近くあるということ。
脱毛した10%の成長期の毛は、永久脱毛の状態となり、もう生えてくることはありません。
さらに、1つの毛穴からは複数本の毛が生えている場合もありあます。
成長期の毛は永久脱毛できたが、同じ毛穴にあった休止期の違う毛が生えてくることもあるのです。
毛の毛周期は1本ずつ違います。
今ある成長期の毛を脱毛しても、また別の次の成長期の毛が生えてきます。
そのため、一定期間の照射間隔を空けることで、次の成長期の毛にレーザーを照射することができるのです。
1回の照射で永久脱毛できるのは全体の毛の10%程度。
全ての毛の永久脱毛を完了させようと思うと、どうしても複数回の施術が必要になります。
この毛周期の影響で、永久脱毛しても再び毛が生えてきてしまい、複数回の施術が必要になるのです。
医療脱毛が「半永久的な効果」と言われる理由
医療脱毛(レーザ脱毛)は永久脱毛の効果があります。
ではなぜ、医療脱毛は「半永久脱毛的な効果」などと、曖昧な言い方をされることがあるのでしょうか。
いくつか理由があるのですが、今回は主な3つの理由を解説します。
- 産毛が抜けにくい場合がある
- 人によってレーザーの反応が悪い場合がある
- 成長期(未成年)で脱毛した場合
産毛が抜けにくい場合がある
医療脱毛が「半永久的な効果」と言われる理由の1つに、産毛が抜けにくい場合があります。
レーザーの熱は、メラニン色素(毛の黒色)に反応しやすいため、太い濃い毛に高い脱毛効果が期待できます。
しかし、産毛のようなメラニン色素(毛の黒色)が薄い毛には、レーザーの熱が伝わりにくく、脱毛の効果が得られにくいのです。
もちろん産毛に効果が期待できる脱毛機もあります。
- アレキサンドライトレーザー
- ダイオードレーザー
湘南美容クリニックであれば、
- ウルトラ美肌脱毛(IPL方式)
- メディオスター(ダイオード)
- ジェントルレイズ(アレキサンドライト)
ゴリラクリニックであれば、
- メディオスターNeXT Pro (ダイオード)
- ジェントルレーズプロ(アレキサンドライト)
しかし、これらの脱毛機を使っても、太い毛に比べると多くの照射回数が必要です。
また部位によっては、レーザーが反応しにくい部位があり、まだらに産毛が残る場合もあります。
人によってレーザーの反応が悪い場合がある
2つ目の理由は、平均的な脱毛回数を照射しても、人によって反応が悪い場合があるためです。
レーザーの反応が悪い場合は、平均的な脱毛回数よりも多くの照射が必要になります。
ただ、サロンやエステの光脱毛(フラッシュ脱毛)に比べると、反応が悪いという確率は低いです。
さらには、日焼け肌や色黒の肌の人も、脱毛効率が悪くなってしまう可能性があります。
レーザーの熱はメラニン色素(毛の黒色)に反応しやすいと先述しました。
メラニン色素に反応しやすいということは、肌が濃い場合にも反応しやすいということ。
レーザーの熱が肌に過剰に反応しないように、照射パワーを抑えなければならず、思ったような脱毛効果を得られないこともあるのです。
産毛と同様に、多少の日焼け肌や色黒の肌にも照射しやすい脱毛機はあります。
しかし、照射の出力を高くできないことが多いため、施術回数も多くなりがちです。
成長期(未成年)の段階で脱毛した場合
3つ目の理由は、未成年の成長期の時期に脱毛した場合です。
早い時期に脱毛をした場合、その後の成長に伴って再び毛が生えてくることがあるためです。
レーザー脱毛は、今生えている毛に対して有効な方法です。
未成年、特に成長期の時期は、まだ発達段階であるため、将来新しい毛が生えてくる可能性があります。
男性の場合、体毛のピークは20代半ば〜30代前半です。
この時期は、これから生え始める毛が増え、ヒゲなどが濃くなってきます。
そのため、成長期のうちに脱毛しても、20代半ば以降に生えてくる毛には脱毛の効果がないのです。
成長期だけでなく、20代前半に脱毛した場合も、同様に毛が生え揃っていないことが多いです。
なので、20代半ば〜30代に、これから生えてくる毛がまだある場合があります。
また、未成年で体毛がまだ薄かったり、産毛程度にしか毛が生えていなったりする場合もあります。
その場合もレーザーの熱が反応しにくいため、脱毛効果が低下する可能性があります。
まとめ:医療脱毛は「永久脱毛」だが、脱毛の部位や時期、毛質によっては照射回数が必要!
今回は、医療脱毛は本当に「永久脱毛」の効果があるのか、について解説してきました。
結論から言うと、医療脱毛(レーザー脱毛)は「永久脱毛」です。
レーザーを照射した成長期の毛は、再び生えてくることはありません。
しかし、目に見える成長期の毛は全体の10%前後。
残りの約90%近くの毛を、次回以降の照射で脱毛していきます。
そのため、永久脱毛と言えど、複数回の施術が必要になるのです。
すべての成長期の毛を照射すれば、永久脱毛が完了します。
ではなぜ、「半永久的な効果」などと曖昧な言い方をされるのでしょうか。
それには、主に3つの理由があります。
- 産毛が抜けにくい場合がある
- 人によってレーザーの反応が悪い場合がある
- 成長期(未成年)で脱毛した場合
レーザーはメラニン色素(毛の黒色)に反応します。
産毛はメラニン色素が薄いため、レーザーの熱が反応しにくいです。
そのため、太い濃い毛に比べると、脱毛までの照射回数が多くなってしまうのです。
さらに、人によってレーザーの反応が悪い場合があります。
レーザーの反応が悪い場合も、照射回数が多くなってしまします。
日焼け肌や色黒の肌も、レーザーの熱が肌に反応しやすく、照射パワーを上げにくいため、脱毛までの照射回数は増えやすくなります。
3つ目は、成長期(未成年)の時期に脱毛した場合です。
レーザーは今ある毛のみに効果があります。
成長期はまだ毛が生えそろっていないため、将来また毛が生えてくる可能性があるためです。
そして未成年のうちは、まだ細く薄い毛が多いです。
細く薄い毛は脱毛の効果が得られにくいため、照射回数が増えてしまします。
医療脱毛は「永久脱毛」です。
しかし、脱毛する時期や部位、毛質によっては、脱毛するまでに時間を要するのも事実です。
こういった理由から、医療脱毛が「半永久的な効果」という、曖昧な言い方をされるわけですね。
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